CEO 大永 プロフィール

モーションコントロールと視覚技術を専門に、アジア太平洋地域とアメリカでの製品販売、システム統合、製品開発サービスを提供する(シリコンバレーの)新進企業、Innovation Matrix社の共同創設者、CEO

Innovation Matrix社創設前は、Adept Technology社のアジア太平洋地域営業部門のディレクターを努め、同部門を、アジア進出の米国産業ロボット製造企業のトップに押し上げるのに貢献。ディレクターとして、アデプトの韓国支社、シンガポール支社、そして、ジョイントベンチャーのアデプトジャパンの管理を任される。 また、台湾と中国でも新製品の情報提供、流通網の設立などを行い、OEMとネットワーク統合を行う。


1992年、Adept Technology社をはじめとする企業にコンサルティングとビジョン統合サービスを提供する、プライベートのベンチャービジネスRoboVision Technologyを創設。
Universal Technology社共同創設者/社長。マシンビジョンとロボティクス・オートメーションシステム統合、エンジニアリング、そしてコンサルティングサービスを、産業と非産業における製造分野に提供

はじめてロボティクスエンジニアリングを手がけたのは、1974年、大学の電気工学部を卒業して間もない頃。ロボット産業の父であるジョセフ・エンゲルバーガー博士のもとで働き、交渉担当兼エンジニアとして、川崎重工にユニメーション社製品の製造ライセンス承諾の際のプロジェクトを任される。ユニメーション社と川崎重工の間のビジネス関係と技術トランスファーを援助。同プロジェクトでのエンジニアリングは、VAL制御のユニメート油圧ロボット、新世代のロボット制御であるUnivalなど。ユニメーション社では、エンジニアリングマネージャとして、広範囲なエンジニアリングの技術開発、企業戦略、指導などを担当。ウエスティングハウス R&Dセンターのプログラムも含む。

アメリカ、日本、韓国でロボティクス関連の興味深い文献の数々を出版:

  • “Six-Axes Digital Torque Servo for Robotics”, Robots 11 Conference Proceeding
  • “Controller Retrofits and Standard Specification In the Robotics Industry”, Robotics World, December 1992
  • “FA Robot system with Integrated Vision”, Factory Automation Vol. 13, No.10
  • “AIM Next Generation Programming Tool”, Journal of the Robot Society of Japan, 1994
  • “Adept Robot Case Study in Food Industry”, JARA Workshop
  • “High Speed SCARA Robot Vision System, Automation Technology”, Vol. 26, No.1
  • “Packaging and Food Robot” Journal of the Robot Society of Japan Vol. 13. No.6
  • “Application of Adept robots for Food and Packaging Fields”, Research Presentation No.73, Precision and Assembly Industry, 1994
  • “Intelligent Automation Deployment Method”, Automation Technology

数々の出版物のほかに、アメリカにおいて、17の特許品を発明または共同発明。

受賞歴

アデプト起業家賞(2000年)、ウエスティングハウス・シグネチュア優秀賞(1985年)、ウエスティングハウス・エンジニアリング優秀業績賞(1984年)

シラキュース大学(ニューヨーク州) 工学部学位、ブリッジポート大学(コネティカット州)工学修士-電気工学コンピュータ アーキテクチャ専門。

台湾から日本へ移住した両親の元に生まれる。神戸育ち。後にアメリカ市民権を取得、カリフォルニア州在住。