inVia Robotics導入したCargo Coveのストーリー

イノベーション・マトリックスのパートナー企業である inVia Robotics が、LinkedIn にて The New Warehouse の Podcast で紹介されている inViaのロボットを導入して成功した Cargo Cove のストーリーをシェアしています。

今回の記事では、そのサマリーを紹介します。

元の記事→https://www.thenewwarehouse.com/2021/08/25/ep-206-cargo-cove/

今回のエピソードは、Cargo Cove社のブレイク・リードさんのご登場。ブレイクさんは、Eコマースに特化したサードパーティ・ロジスティクス企業であるCargo Coveの営業担当者です。Cargo Cove社は、Rufus LabsとinVia Roboticsとの間で最近パートナーシップを結んだことについて話しました。

重要なポイント

  • Cargo Cove社は、フロリダ州北東部に本社を置き、ラスベガスにサテライト拠点を持つサードパーティロジスティクス企業で、主にShopifyストアやWoocommerceストアを運営するEコマース企業を対象としています。同社の起源は、CEO自身がEコマースストアのオーナーであり、やがて自分の商品を出荷するようになったことにあります。それがきっかけとなり、他のEコマースの販売者向けに配送ビジネスを開始しました。Eコマースの成長に伴い、オンラインで商品を注文する消費者が増えたため、同社には多くの需要が寄せられています。昨年は1日3,000件だった注文数が、7,000~9,000件にまで増加しました。このように、E-コマースは大きな成長を遂げています。
  • このようなE-コマースの成長に伴い、ブレイク氏は、数年前から実店舗を展開していた企業が、消費者の行動の変化に対応するために、オンラインでの事業展開の必要性を訴えてくるようになったと話します。また、パンデミックの影響で、自宅で電子商取引を行うビジネスも数多く登場しています。ブレイクは、これらのアットホームなビジネスが、3PLパートナーを探し、ビジネスの流通面の一部を自動化し始めるべき時期についてアドバイスしています。ブレイク氏は、「ビジネスや収益の拡大よりも、まず注文品を出荷することを考えるようになったら、それはパートナーを探すべき時です。」と語ります。
  • Cargo Cove社が急成長を遂げた際の大きな課題の一つは、パンデミックの際に多くの企業が直面した労働力の確保でした。40人のチームが短期間で120人に増えたため、効率を維持し、新入社員を元の40人と同じレベルの技能を身につけさせることが困難になったのです。これが問題になったとき、彼らは問題を解決するために自動化ソリューションを検討し始めました。いくつかの選択肢を検討した後、彼らはRufus LabsとinVia Roboticsとのユニークなパートナーシップを得ることに成功しました。彼らは施設内の移動時間を短縮したかったので、より効率的に注文を取ることができるinViaのgoods to personセットアップを採用しました。ハンドヘルドの観点からは、古いシンプルなデバイスを使用していましたが、これには多くの問題があり、ピッカーが故障のためにピッキングできないことが多々ありました。Rufusでは、サブスクリプションモデルを利用して、問題が発生するたびに新しいデバイスを入手することができました。さらに、Rufusのデバイスは使いやすく、新入社員のトレーニングにも最適でした。これは素晴らしいパートナーシップであり、オペレーションフローを最適化する際に、よりスマートな意思決定を行うために、業界でこのような事例が増えていくことを期待しています。

ブレイク氏は、inViaロボットの導入にあたり、やはり施設内の歩行がロスであると考え、inViaのロボットを導入することで効率化を達成しました。また、inViaの利点について、ロボットの導入規模を小さく始められ、その後台数を増やしたりフロアを拡張したりという、柔軟性があることも挙げています。また導入の現場におけるスタッフにも、最初は受け入れられるのか心配があったようですが、その操作の簡単さから良いフィードバックであったと語っていました。

ブレイク氏の生のお話は、https://www.thenewwarehouse.com/2021/08/25/ep-206-cargo-cove/ こちらから!(英語)

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