拡大するサプライチェーンの危機を自動化で解決する方法

eコマースの爆発的な拡大は、サプライチェーンにアイテム数の急増をもたらしました。そのために、物流センターや倉庫ではSKUが急増し、その取り扱いに大きな課題が発生しています。そこで今必要不可欠なのが、ロボットによる自動化およびそれを制御するAIに基づいたソフトウェアです。イノベーション・マトリックスのパートナー企業である inVia Robotics の CEO である Lior Elazary 氏が、SupplyChainBrainのRobert Bowmanに、自動化とロボティクスがeコマースの成長に伴って発生する短期的な課題と長期的な課題に対するそれぞれの解決策を提供することについて話をしました。インタビュー動画の要約を日本語訳しました。

元の記事はこちら → https://www.supplychainbrain.com/articles/34665-watch-how-automation-can-help-fix-the-growing-supply-chain-crisis

eコマースで爆発的に増えたSKU

ロボットは、eコマースの拡大に伴って発生する短期的・長期的な課題に対する解決策を提供すると、inVia Robotics 社のCEO兼共同創業者のLior Elazary 氏は言います。

eコマースに革命が起こる前、倉庫の自動化は同じSKUを1,000個ほどを含むパレット全体を管理するために設計されました。しかし、現在のeコマース企業は、顧客に直接出荷するために個々の注文に対応し、そのパレットには1,000種類の商品が入っていてもおかしくありません。まさに、SKUの数は急増しています。当然ながら、倉庫で商品を扱うために必要な自動化は、以前の形態とは大きく異なっています。

eコマースフルフィルメントに対する消費者の需要の増加とともに、AIの進化が進んでおり、複雑な注文プロファイルや1つの物流施設内で最大100万SKUを管理するためにAIは非常に重要で欠かせない存在となっています。倉庫内では、調和して動くすべてのアイテムを調整する、巨大なダンス(統合して制御する装置)が必要なのです。

複雑化する技術とは逆に簡易化する導入

面白いことに、技術はより複雑になっているかもしれませんが、導入に必要なことは今日では昔よりはるかに簡単です。以前は、複雑な自動化システムを完全に導入するのに2〜3年かかることもありました。しかし今は、もっと早く導入できます。重要なのは、各施設のワークフローを理解し、どのようなレベルのサービスを提供することが求められているかを把握することです。

現代のロボットとAIの登場は、現在のサプライチェーンの危機の深刻さと、eコマースによる買い物客による需要の急増を管理する必要性を考えると、良いタイミングだったと言えるでしょう。とはいえ、その多くがいまだに旧来のパレットを中心としたハンドリングシステムに頼っているそれらの業務に、新しいテクノロジーを適用することには課題があることも確かです。まだ十分な数が導入されていないのが現状ですが、私たちはできるだけ早く行動しようとしているのです。