第7回Innovation Matrix Webinar

外骨格型アシストスーツ時代の本格到来!外骨格型アシストスーツとその効果が無事に終了しました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

ウェビナーの録画はこちらから!(閲覧にはログインページへの登録が必要となります。)

近年多くの重労働が課せられる産業で外骨格型アシストスーツの開発が盛んです。労働力不足が叫ばれている中で、限られた人材の能力を高め、長期雇用を目指し持続可能な労働力の確保するために、今注目を集めているのが外骨格型アシストスーツです。今回のWebinarでは、その道のプロ2名をお迎えし、数多くある外骨格型アシストスーツから信頼できるスーツについてお話いただきます。

○日時
2020年7月30日(木) 10:00am〜11:00am (JAPAN TIME, JST時間 ),
7/29(Wed) 18:00〜19:00 (California Time)

○場所: Zoom Meeting (URL/Meeting 番号は登録後、ご招待いたします。)

○プログラム
10:00 挨拶およびプログラム・ 登壇者紹介
10:05 3社座談会
10:45 Q&A
11:00 終わり

○スピーカー
Ben Harrington(Sales and Business Development@SuitX)
玉井 博之(マッスル株式会社代表取締役社長)
大永 英明(Innovation Matrix, Inc. CEO & President)
室住 康仁(イノベーションマトリックス・ジャパン ロボット営業部長)
大永マーク (Innovation Matrix, Inc. , Application Engineer)

○概略
肉体労働は体に大きな負荷を与える大変な作業です。1日に何十回も、箱を持ち上げたり、棚の仕入れ作業を行なったり、工具や機械を扱います。倉庫や建設現場での労働者の身体へのストレスは、時間の経過とともにダメージを受け、貴重な労働者の健康や生産性を低下させてしまうことになります。

この問題に対応するためには様々なアプローチがありますが、今回はウェアラブルなソリューションに注目します。
このような問題に応えるため、様々な過酷な重労働を伴う産業から、外骨格型アシストスーツと呼ばれるエクソスーツが市場に出始めています。反復運動による身体への負担を軽減したり、着用者の筋力や持久力を増強するウェアラブルスーツを開発している新規参入企業も多く見られます。しかし、市場はまだ新しく、真の効果や信頼性が確立されている製品は多くありません。どんなアシストスーツが真に身体を守ってくれるのでしょうか?またどのアシストスーツに投資する価値があるのでしょうか?

このウェビナーでは、UCバークレー校スピンアウト企業であるSuit-XのVP Marketingを担うベン・ハリントン氏と、マッスル株式会社の玉井博文社長をゲストに迎え、外骨格型アシストスーツ業界の現状と、どのように信頼性の高い製品に近づいていくのかについてお話を伺います。

○スピーカー経歴

Ben Harrington
VP – Sales and Business Development@SuitX

学歴
National University: MBA – Marketing
United States Naval Academy: BS – Quantitative Economics  職歴:
2017 – Present: VP of Sales and Business Development – suitX (Engineering Manufacturing)
2010-2017: Northwest Regional Manager – Omni Cable – SF Bay Area (Distribution Sales)
2006-2010: Northwest Regional Sales Manager – Hilti, Inc. – SF Bay Area (Industrial Sales)
2004-2006: Business Development Manager – H.E.R.C. Products – San Diego, CA (Ship Repair Contractor)
2000-2004: Lieutenant – U.S. Navy – San Diego, CA (Freedom Maintenance)
2004年に米海軍に入ってからは、戦担当将校として勤務する機会に恵まれ、産業分野に新しい革新的なソリューションを提供することに注力してきました。
OEMやディストリビュータの直販担当者として、また地域の販売管理の役割を担ってきたことで、幅広い市場セグメントや地域に産業用外骨格を導入するという課題に対応できるようになってきました。顧客がこの有望な技術を評価し、適用する方法を探る手助けをすることは、興味深く、非常にやりがいのある経験であることを実感しています。
このような環境で不変なのは、自動化の進展に伴う期待の高まりや、職場での生産性向上の要求に対応していくことが常に課題となっていることです。生産性の向上、怪我のリスクの軽減、世界中の労働者の生活の質の向上に焦点を当てたウェアラブル・ロボティクスやその他のデバイスが急速に進化しているのを目の当たりにするのは、とてもエキサイティングなことです。

玉井 博之
マッスル株式会社 代表取締役社長 

1988年 ロボット開発に挑戦する為マッスル株式会社を設立 

1994年 大阪府研究開発型企業の認定取得、ロボット用人工筋肉の研究開始 

1998年 米国医療機器会社と人口呼吸器を共同開発、後に世界ベストセラーとなる 

2000年 ロボット用ロボット用一体型モーターを米国はじめ世界市場に投入、世界トップブランドの地位確立 

2010年 上海万国博日本産業館に世界初の壁面昇降人型ロボットを出展 

2013年 精密工学会 高城賞、FA財団 論文賞受賞 

2016年 介護ロボット“SASUKE”販売開始 

2025年 日本万国博覧会 招聘の為の有識者会議 委員に就任 

2019年 G20 2019 JAPAN OSAKA SUMMIT メディアセンターに介護ロボットを展示 

G20 2019 JAPAN OSAKA SUMMIT VIPレセプションにてロボット実演 

(※”パワー”アシストスーツという表現をしていましたが、電源付きの”パワード”スーツと誤解しやすいご指摘をいただき、題名を変更しました。)